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GPT-5.1廃止のお知らせ|移行先の選び方と中小企業が取るべきアクション

GPT-5.1廃止のお知らせ|移行先の選び方と中小企業が取るべきアクション

2026年3月20日、OpenAIはGPT-5.1およびGPT-5.1 Turboの廃止を正式に発表しました。API提供の終了日は2026年6月30日です。現在GPT-5.1系のAPIを利用している企業は、約3か月以内にGPT-5.4またはその他のモデルへの移行が必要になります。

本記事では、GPT-5.1廃止の背景、移行先の選択肢、そして中小企業が具体的に取るべきアクションを解説します。

GPT-5.1廃止の概要

スケジュール

廃止の背景

OpenAIはブログ投稿で、廃止の理由を以下のように説明しています。

移行先の選択肢

選択肢1:GPT-5.4への移行(推奨)

最もシンプルな移行先はGPT-5.4です。OpenAIはGPT-5.1からGPT-5.4への移行を「ほぼドロップイン(差し替えるだけ)」と説明していますが、実際にはいくつかの注意点があります。

項目GPT-5.1 TurboGPT-5.4
API料金(入力100万トークン)$1.00$2.50
API料金(出力100万トークン)$2.00$10.00
コンテキスト長12.8万トークン100万トークン
推論精度ベースライン+28%向上
レスポンス速度ベースライン同等〜やや高速

コスト増に注意

GPT-5.4はGPT-5.1 Turboと比較して、入力トークンで2.5倍、出力トークンで5倍の料金です。月間のAPI利用量によっては大幅なコスト増になるため、事前に試算が必要です。

選択肢2:GPT-5.4 Miniへの移行(コスト重視)

コストを抑えたい場合はGPT-5.4 Miniが選択肢になります。GPT-5.1 Turboと同等の料金帯で、精度はGPT-5.1を上回ります。

チャットボットやFAQ応答など、最高精度が不要な用途にはGPT-5.4 Miniが最もコスパの良い選択です。

選択肢3:他社モデルへの移行

これを機に、他社のAIモデルへの移行を検討する企業も出てくるでしょう。

移行時の具体的なチェックリスト

1. 影響範囲の特定(1週間目)

2. 移行先の決定とテスト(2〜4週間目)

3. 本番環境への適用(5〜8週間目)

4. 廃止日までの最終確認(残り1か月)

SaaS経由で利用している場合

Dify、n8n、Zapierなどのノーコード/ローコードツール経由でGPT-5.1を利用している場合は、各ツールの管理画面でモデル設定を変更するだけで移行できることがほとんどです。各ツールの公式ドキュメントを確認しましょう。

プロンプトの互換性について

GPT-5.1で作成したプロンプトは、GPT-5.4でもほぼそのまま動作します。ただし、以下の点に注意が必要です。

まとめ——3か月は「余裕がある」わけではない

「6月30日まで3か月あるから大丈夫」と思いがちですが、テスト・検証・段階的移行を考えると実質的な猶予は1〜2か月です。特に外部ベンダーが関わるシステムは、ベンダー側の対応スケジュールにも依存するため、早めの確認が必要です。

まずは今週中に「自社のどのシステムがGPT-5.1を使っているか」のリストアップから始めましょう。

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