IT導入補助金でAI・RPAを導入する方法|対象ツールと申請手順
AI-OCR、RPA、AIチャットボットなどのツールは、IT導入補助金の対象になるケースが多く、導入費用の最大3/4が補助されます。この記事では、IT導入補助金を使ってAI・RPAを導入する具体的な手順を解説します。
IT導入補助金の基本

- 対象:中小企業・小規模事業者
- 補助率:1/2〜3/4(枠による)
- 補助額:数万円〜最大450万円
- 対象経費:ソフトウェア購入費、クラウド利用料(最大2年分)、導入関連費
申請の全体フロー
Step 1:自社の課題とIT導入計画を整理
どの業務課題をどのITツールで解決するか明確にします。「請求書処理の効率化のためにAI-OCR+RPAを導入し、月20時間の工数を削減する」のように具体的に。
Step 2:IT導入支援事業者の選定
IT導入補助金は、登録されたIT導入支援事業者を通じて申請します。補助金事務局のサイトで対象ツールと支援事業者を検索できます。
Step 3:gBizIDプライムの取得
申請にはgBizIDプライムアカウントが必要です。取得に2〜3週間かかるため、早めに手続きを開始しましょう。
Step 4:交付申請
IT導入支援事業者と協力し、申請フォームに必要事項を入力。導入するツール、期待効果、経営課題との紐づけを記載します。
Step 5:採択通知 → 導入 → 事業実績報告
採択後にツールを導入(採択前の導入は補助対象外)。導入完了後に実績報告を提出し、補助金が交付されます。
採択率を上げるコツ
- 定量的な目標を設定:「作業時間を○○%削減」「エラー率を○○件から○○件に低減」
- 経営課題との紐づけ:「人手不足への対応」「生産性向上」など経営課題との関連を明示
- SECURITY ACTION宣言:IPA(情報処理推進機構)のSECURITY ACTIONの宣言が申請要件
- 加点項目の活用:賃上げ計画、インボイス対応など加点要件を積極的に満たす
AI・RPA関連で対象となりやすいツール
| カテゴリ | ツール例 | 用途 |
|---|---|---|
| AI-OCR | AI inside、ABBYY、DX Suite | 帳票読み取り・データ化 |
| RPA | UiPath、WinActor、BizRobo! | PC操作の自動化 |
| AIチャットボット | PKSHA、KARAKURI、Zendesk | 問い合わせ自動対応 |
| クラウド会計 | freee、マネーフォワード、弥生 | 経理業務の効率化 |
| グループウェア | kintone、Microsoft 365 | 情報共有・業務管理 |
💡 不採択でも再チャレンジ可能
IT導入補助金は年に複数回の公募があります。不採択の場合も、申請内容を見直して再度チャレンジできます。不採択理由を分析し、定量的な効果見込みや経営課題との紐づけを強化しましょう。