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社内FAQチャットボットの作り方|Dify×RAGで構築する手順ガイド

社内FAQチャットボットの作り方|Dify×RAGで構築する手順ガイド

「社内の問い合わせ対応に毎日追われている」「同じ質問に何度も答えている」——そんな課題を抱える企業に最適なのが、社内FAQチャットボットです。この記事では、ノーコードAIプラットフォーム「Dify」とRAG(Retrieval-Augmented Generation)技術を使い、低コストで実用的なFAQボットを構築する手順を解説します。

RAGとは何か

RAGチャットボットの構成要素
▲ RAGチャットボットの構成要素

RAG(Retrieval-Augmented Generation)とは、社内文書やFAQデータを検索し、その内容を元にAIが回答を生成する仕組みです。AIが学習していない社内固有の情報でも、正確に回答できるのが最大のメリットです。

一般的なChatGPTに社内の質問をしても「わかりません」と返されますが、RAGを組み合わせれば「就業規則によると、有給休暇は入社6ヶ月後に10日付与されます」といった具体的な回答が可能になります。

なぜDifyなのか

構築の全体ステップ

Step 1:FAQデータの準備

まず、チャットボットに回答させたい情報を整理します。

💡 データ準備のコツ

最初から完璧を目指す必要はありません。まずは問い合わせ頻度の高いトップ30〜50の質問と回答をまとめるところから始めましょう。運用しながら追加していくのが現実的です。

Step 2:Difyアカウントの作成とセットアップ

Dify(dify.ai)にアクセスし、アカウントを作成。クラウド版なら数分でスタートできます。データを社外に出したくない場合は、Docker環境でのセルフホストも可能です。

Step 3:ナレッジベースの作成

Difyの「Knowledge」セクションで新しいナレッジベースを作成し、Step 1で準備した文書をアップロード。Difyが自動的に文書をチャンク分割し、ベクトルインデックスを作成します。

Step 4:チャットボットアプリの作成

「Studio」でチャットボットアプリを新規作成し、ナレッジベースを接続。システムプロンプトで「社内の問い合わせに日本語で丁寧に回答してください。ナレッジベースにない情報は『担当部署にお問い合わせください』と案内してください」のように指示を設定します。

Step 5:テストと公開

プレビュー画面でテストを行い、回答精度を確認。問題なければWebアプリとして公開するか、APIキーを発行してSlackやTeamsに統合します。

運用の注意点

費用の目安

構成月額費用向いている企業
Difyクラウド版 + OpenAI API5,000〜20,000円手軽に始めたい企業
Difyセルフホスト + Claude API10,000〜50,000円データを社外に出したくない企業
カスタム開発(AI365で構築)個別見積高度なカスタマイズが必要な企業

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